林檎が長野の親戚の叔父さんから届いた。

ちなみに品種は『ふじ』。
『ふじ』なんだぜー。

本日、12/2。
『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』発売から丸1年が経ちましたー。
なんとなく、去年を思い出そうかと思います。（暇だなぁ、自分…）

…なんか書いてて、ただの自慢でしかない気がしてきたので以下を読んで下さるのでしたら、
自己責任でお願いします。
読んだ後、不快になられても当方は一切関知しません。

クリスマスソングを聞いて、あなたは何を思い浮べますか？

赤服の白ヒゲオヤジ？
赤鼻のトナカイ？
綺麗にデコレーションされたツリー？
赤と緑のツートンカラーの包装紙に包まれたプレゼント？

まさかこんなの↓を思い浮べる人はいないですよね。 



今日はクリスマス。
しかも今年は久しぶりに雪が降り、ホワイトクリスマスとなった。

主人公は町工場で働く38才のしがない男。

本日、12/25。
男が勤める町工場は少し早い仕事納めを向かえた。工場長は社員全員に労いの言葉をかける。

「今年も御苦労様でした」

その後、工場長の奥さんが社員全員にクリスマスということでアップルパイを配る。もちろん、男にも渡される。
男はそれを受け取り、帰路に就く。

その途中、コンビニに行き夕飯のおでんを買う。
男は自炊などは、ほとんどしない。
男の家は築25年のボロアパート。四畳一間で、風呂はなく、共同。
そこが男が帰る場所だ。

そんな家の少し手前の細い道。
男の進行方向から4人家族が歩いてくる。

「サンタさん来るかなぁ？」 

男の子が無邪気に父親に聞く。
父親は「いい子にしてればくるさ」と男の子の頭を撫でながら言う。 

「サンタなんていないから来ないもん」
「そんなこと言わないの、お姉ちゃん」 

女の子は唇を尖らせ、弟に言う。母親はそんな女の子を嗜める。
いかにも、仲良し家族といった感じだ。

男は家族を避けようと道の端を歩いていた。
しかし、先に述べたが道は狭い。すれ違う際に軽く衝突してしまう。

「あ、すみません」 

その衝撃に男の荷物の一つが落ちる。
地面に落ちたのは、さっき貰ったアップルパイの入った箱。
男は拾おうと箱に手を伸ばす。しかし、結局男はそれを拾えなかった。
何故なら、家族の後から来たカップルに箱を踏まれてしまったからだ。 

「なんだよ、おっさん」
「イヤ～、きもーい」
「す、すみません。すみません…」 

別に悪くないのだが、何故か男は必死に謝ってしまう。
カップルは散々男を罵ると気が済んだのか去っていった。

やがて、道には男と無残な姿になったアップルパイとが残った。
落としてしまったアップルパイはそのまま放置する訳にはいかず、仕方ないので家に持ち帰った。

家は真っ暗だ。男を待つ者などいない。
電気を点け、男はすっかり冷めてしまったおでんを一人、食べる。
そのおでんは少ししょっぱかった。 



なーんてことをクリスマスソングを聞いて思い浮べたりしないですよねー。
もちろん、私もしませんよ。
バイト先の社員さんは何故か思い浮べるそうです。
話してくれた時には、男の子と女の子の名前も言ってたのですが、さすがに忘れました。
あとはだいたい社員さんが言った通りです。

なんだって、クリスマスソングを聞いて、こんな超切ないこと思い浮べるのでしょうか。
もっと楽しいこと思い浮べましょうよ。
思い浮べて下さいよ。
クリスマスくらい楽しい思いしたっていいじゃないですか。




同日、加筆修正。

テストが終わったので、やっとグレンラガンのドラマCDを聞く時間ができました。

以下、ネタバレしてるので気を付けて下さい。
ドラマCDを聞いてない状態で読んでも、意味が分からないからたぶん大丈夫だとは思いますが…。
まぁ、一応注意！

なんで、毎回テスト前日がグレンラガンDVDの発売日なんだろう。
いつも見ようか見まいか悩む。